一戸建て住宅の庭に松を植えたその後…

私の職場の先輩が、熊本市に注文住宅で建てた家の庭に「松の木を植えること」にやたらとこだわっていました。私はその話を聞いて、「わー、情緒があっていいですねー」的にテキトーに流していたのですが、内心では「松って何?」と思っていました。しかし彼女は、自分の価値観を否定されると、不機嫌になるタイプですから、そこはつっこまずに流していました。

そして実際に、新築で建てた一戸建て住宅の庭には松の木を植えたそうなんです。苗木から育てる小さい松の木だと見栄えがしないということで、新築の住宅にはある程度育った松の木を移殖したということです。とても嬉しそうに話していました。

私の好みとはズレますけれど、自分の好みの庭を作ることができて、先輩的にはとても嬉しいのでしょうね。自分好みに家を作ることができるのは、注文住宅の醍醐味とも言えますから、先輩宅の場合、注文住宅を選んだことは大正解だったと思います。

ただ、その松の木による「松ヤニ」被害で今現在、屋根がとんでもないことになっているそうです。松ヤニはねばりっこくて除去するのも業者頼みだそうですし、落葉シーズンになるととにかく庭が汚いそうで。

「と、いうか、そこまで考えて松を植えなかったの?」と、内心思ってしまいました。そして教訓としましては、庭に植える植物は、その植物についてよく調べてから植えるべきだと思いましたよ。